ヨネックスGTアイアンの評価や飛距離性能 打感は?

ヨネックスからNEWモデルのGTシリーズが発売されます。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンとラインナップされています。
アイアンは、飛距離性能と打感の良さを両立させたモデルとなっており注目を集めています。

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<飛距離性能と打感の良さを両立>
ロフト角は7番アイアンで28度と超ストロングの部類に入るでしょう。フェースの強度も強くして反発力を最大限まで高めて、高初速と高い打ち出し角を実現しました。
しかし、これらを実現するためには、打感を犠牲にしなければならないのが、これまでの常識。しかし、このヨネックスGTアイアンは、池田勇太選手をはじめ多くのプロから絶賛されるプロモデルにも採用されている「G-BRID構造」を採用。フェースの裏側のキャビティ部分を深くえぐり取り、グラファイト制振材を搭載しています。これが軟鉄鍛造のような打感を実現しました。また、打感を良くしているだけでなく、重心を低く・深くすることにも成功しました。

<中上級者も構えやすい顔>
超ストロングロフトアイアンの中では、非常にすっきりした顔。ストレートに近いネックで、トップブレードも厚過ぎることなく構えやすいです。

実際に打ってみると、ヘッドスピードが40m/s未満の方で、芯を外すヒットが多くなってしまう方には、やや厳しいアイアンのようにも感じます。
そこそこアイアンを自在に操る技術を持っているけれどもぶっ飛び系アイアンを使いたいという方におすすめのアイアンです。

<GTアイアン使用者の口コミ・評価>
実際に使用している方々の口コミ・レビューがゴルフダイジェストオンラインに寄せられています。
⇒ GTアイアン 使用者の口コミ・評価はこちら

ミズノGXアイアン 発売日や評価はどう?

ミズノからストロングロフトの飛び系アイアンが登場します。
名前は「GXアイアン」。発売日は、3月16日となっています。

ロフト角が7番で29度。シャフトの長さは、同じく7番で36.75インチとなっており、一般的よりもやや短いくらいになっています。

構えた感じは、さすがミズノ。他のストロングロフトアイアンとは一線を画しています。トップブレードはやや厚みがありますが、それ以外は至ってきれいな普通のアイアンというフォルム。グースは適度に効いている程度でこれまでMPを使ってきた中上級者の方でも普通に構えられるのではないでしょうか。

とはいえ、もちろんやさしさも忘れているわけではありません。スイートエリアは非常に広くなっており、6番7番はタングステンウエイトをトゥ寄りに配置してより慣性モーメントを高めてくれています。

GXフォージドアイアンの詳細はこちら

実際に打ってみると、ノーマルロフトのアイアンと比較して、やはり2番手は違ってきます。非常に高い弾道で飛んでくれるのでストロングロフトとは思えない弾道の高さです。やはりスピン量は少なめになりますので、正直飛び過ぎであることは確かですが、飛距離を求めている方には最高のアイアンではないでしょうか。
打感もさすがミズノ。軟鉄にボロンを含ませた軟鉄ボロン鋼を採用。鍛造時にフェースのみを急冷することにより、フェース強度を30%アップ。高強度薄肉フェースによる高反発化、軟鉄鍛造アイアンならではのマイルドな打感を両立させています。

重心の低いアイアンはなぜ球が上がりやすく飛ぶのか?

最近のアイアンのセールス文句で、「低重心で球が上がりやすい」「低重心で飛ぶ」という言葉が使われることが多くあります。

低重心のアイアンが球が上がりやすく飛ぶのでしょうか?

マッスルバックアイアンのように重心位置が高いアイアンというのは、インパクトの瞬間にロフトが小さくなります。(ロフトが立ちます。)。これはギア効果というものです。インパクトでロフトが立って、スピン量の多い球が出ます。ですので、プロがマッスルバックアイアンで打つと、低い打ち出し角からのめくれるような球(スピン量が多く吹き上がっていくような球)が出るのです。

これに対して、重心が低いアイアンというのは、インパクトの瞬間にロフトが小さくなりにくく、重心よりも上でインパクトすれば、逆にロフトは寝ますので球が高く上がってくれます。スピン量は少ない球になります。高い打ち出し角でスピン量がそれほど多くない球が出ます。

プロは、アイアンで飛びすぎてしまうことを嫌います。ですので、マッスルバックアイアンやシャープなキャビティアイアンといった重心が高いアイアンを使う選手が多く、しっかりとスピンが効いた球で飛びすぎず、狙ったところに上から落とします。

逆に重心が低いアイアンの場合には、高い弾道で飛び出して、スピンの少ない伸びのある球で、飛距離重視タイプのアイアンとなります。手前からグリーンを狙ったり、アマチュア向けの柔らかいグリーンであれば、止めることもできるでしょう。


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