ダウンスイングでシャフトは立てる?倒す?

「ダウンスイングではシャフトを立てて降ろす」というレッスンを聞いたことがないでしょうか?

ダウンスイングで、腕が腰の横で地面と平行になった辺りでは、シャフトは立っていないといけないという教えがあるようです。

この教えは、間違っています。

そこでシャフトが立っていたら、インパクトではヘッドがモロに返って左にひっかけるかシャンクになります。もしくは、それを嫌がってヘッドが開いてしまうでしょう。

ほとんどのプロは、シャフトは右腰の横辺りでは斜めに倒れて(寝て)います。倒れたシャフトは、インパクトでは自然と立ってきてスクエアなインパクトになります。

例えば、松山英樹選手のスイングですが、やはり右腰上がりでシャフトは倒れており、インパクトに向かって立ってきます。
レクサスのYouTubeチャンネルで松山選手のスイング動画がありますので、是非ご覧ください。後ろからのスロー映像もありますのでよくわかるかと思います。

世の中には、間違ったゴルフの常識というのがたくさんあります。

以前にご紹介したフェースは返さずにまっすぐ目標方向へ出していくということも間違いです。その間違った教えを忠実に守って練習することで全く上達しないどころか、ドンドンおかしなスイングになってしまっていることがありますので、怖いですね。

ブリヂストン X-CBPアイアン 2019年モデル

ブリヂストンのツアーB X-CBPアイアンの2019年モデルが発売開始となりました。

ツアーB X-CBPアイアンの詳細はこちら

ブリヂストンのポケットキャビティツアーモデルアイアンです。
ロフト角は7番アイアンで31度。ポケットキャビティ構造になっており、反発力が高く高弾道で飛ぶアイアンです。

トゥヒールを重くすることで慣性モーメントも高くストレートに打ちやすいクラブでもあります。

SRIXONのZ585アイアンとこのX-CBPアイアン、どちらにしようか悩む方も多くなりそうですね。

ダフリの原因とその対策2

前回、ダフる原因とその対策をお伝えしました。

ヘッドを返すことが出来れば、ボールの手前の地面を強く叩きに行ってもダフらないことをお伝えしました。

更に最近のアイアンは、地面を強く叩きに行っても、ダフりにくいように設計されています。

例えば、新しいSRIXON Zシリーズ。
こんな感じになっています↓↓

しっかりフェースを返して行けば、普通にダフらず、抜けがよくなっています。


SRIXON Z585 アイアンの詳細はこちら

ダフリの原因と対策

ダフリと原因やその対策として、色んなことが言われますね。
・右肩を下げない
・体としっかりと回転させる
・ボールをよく見る
・ヘッドアップしない
などなど。

これらは全て間違っています。

ダフリの原因と対策は、「フェースを返すこと」です。

ボールの手前にヘッドをドスンと落とすと、ダフりになると思いますか?芝生の中にヘッドが潜り込んでボールとフェースの間にゴッツイ芝生が入り込んで全然飛ばないダフリの減少が起こると思われますか?

実は、しっかりとフェースを返して行けば、ボールの手前にヘッドをドスンと落としてもキレイにクリーンヒットできます。プロはみんなそのようにしています。

プロと一緒に練習をしているとわかるのですが、プロのインパクトは下への圧が非常に強いです。街中の練習場でマットの上で打っていると、インパクトで「ドスンッ!」って音が聞こえてきます。思いっきり地面に向かって振り下ろしているんですね。そこからフェースをキレイに返してクリーンにヒットしています。

ボールの手前を打ってください。そこからフェースを思いっきり返してください。それでダフリはなくなります。


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遠心力で飛ばす

ゴルフスイングでは、遠心力を使ってボールを飛ばします。

そんな話をすると、
「そんなことわかっているよ」
と言われます。

けれども、本当に遠心力を使ってボールを打てているアマチュアゴルファーは本当に少ないです。

そもそもダウンスイングで外からヘッドが下りてきては、遠心力は全然使えていません。
インサイドの低い位置にヘッドが下りてきて、そこからヘッドを返していくことで、遠心力を最大限に使ってシャフトの機能もフル活用できるのです。

ガルシアのスイングなんかは、わかりやすいですよね。トップでタメが作られて、ヘッドが重力で下に垂れながら降りてきます。インサイドの低い位置からヘッドがしっかりと返ってきてインパクト・フォローへ向かいます。基本的にプロのスイングは、こういった動きが発生しています。


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M4アイアンの口コミ 評価をご紹介

テーラーメイドM4アイアンの口コミ・評価をご紹介します。

このアイアンの良さは、とにかく当たり負けしないところ。
フェースのかなり広い部分でスィートエリアで打ったのと同じくらいの飛距離を実現します。

また直進性も非常に高いので、少々のミスであれば、同伴競技者から気が付かれないくらいです。

そんなM4アイアンの口コミ・評価がゴルフダイジェストオンラインにたくさん寄せられています。
⇒ M4 使用者の口コミ評価はこちら

楽にゴルフをしたい方、まだまだミスが多いけどスコアを伸ばしていきたい方、パワーがなくなっている方、などなどにおすすめのアイアンです。

飛ぶスイングの作り方ー手は返す

飛ぶスイングを作るうえで、最も最初にすべきことは、インパクトゾーンでの手の動き方を理解すること。

プロのスイングを見ていると、みんな手を返していることに気が付きます。

そもそもゴルフクラブの構造上、ダフらずにきれいなインパクトを作るためには、手は返さないといけません。
ロフトのあるショートアイアンなんかとイメージするとわかりやすいかもしれません。手を返していかないことにはフェースにクリーンヒットできません。

また、プロのような力強い球を打つためにも、手は絶対に返さないといけません。手を返さなければ、右へふけてしまい、つかまった力強い球を打つことは永遠に不可能です。

アマチュアの多くのプレーヤーが、手を返すことは悪だと思っていて手を返しません。そうするとダフってしまうのですが、打ダフらないために極端に外から降ろしてきたり、体が突っ込んだりして、スライスが出たりトップやダフリというミスを連発してしまうのです。

基本は、「手を返す」です。


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アイアンの打ち方の基本はダウンブロー!

アイアンの打ち方の基本は、ダウンブローです。
最近のアイアンは重心が低くなっており、レベルブローでも打つことが出来ます。ただ、基本は絶対にダウンブローです。

トップに到達する前に下半身が先にダウンブローの体制に入り、手が後から付いてくるスイングであれば自然とダウンブローになるはずです。そして、しっかりと体を使ってスイングできていることになるので、飛距離も出てくれます。

多くのアマチュアの方は、この下半身と上半身の時間差や捻転差を使うことが出来ずに、手だけで打ちに行くために、ダウンブローに打つことが出来ません。
また、手で球を上げに行くので、しゃくりあげるようなインパクトを迎えてしまうのです。

ダウンブローに打つことが目的というよりも、飛距離が出る、スピンが効く打ち方をすれば、普通にダウンブローになってくるはずです。

非常にわかりやすく説明してくれているのが、今人気急上昇中の三觜喜一プロ。動画を載せておきます。